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履歴書に中退は書かないとダメ?正しい書き方と理由の例文を紹介

中退経験があるなら、履歴書には正直に「中途退学」と記載するのが正解です。中退を隠すと、入社時の証明書提出や入社後の会話で発覚し、内定取り消しや解雇につながるケースもあります。

ただし、伝え方ひとつで中退の印象はマイナスにもプラスにも変わります。

本記事では、履歴書に中退を書く理由や正しい書き方、一身上の都合など書きづらい理由の例文、面接で評価される伝え方について解説します。

【この記事で分かること】
  • 履歴書に中退を必ず書くべき理由とリスク
  • 履歴書の中退の正しい書き方と見本
  • 中退理由の例文と面接での答え方
目次

履歴書に「中退」は必ず書くべき理由

履歴書に中退の事実を記載するべき理由は、以下の4つです。

採用担当者が一番嫌うのは、隠そうとする姿勢。誠実に書く方が、結果的にプラスの評価につながりやすいです。

中退を書かないと経歴詐称になる可能性があるから

中退の記載を省略して「卒業」と誤認させると、意図せず経歴詐称となってしまうケースがあります。

問題は、これが法律上の「内定取消・解雇の正当な事由」になり得る点です。採用は学歴などの経歴を前提に判断されるため、後から事実と違うと分かれば、「その経歴を信じて採用した前提が崩れた」という理由で契約を取り消されるおそれもあります。

特に、採用担当者が学歴を採用基準のひとつにしていた場合は要注意。

軽い気持ちで省略すると、想像以上に大きなリスクにつながりかねません。最初から正直に記載するのが最も安全です。

証明書提出で発覚するリスクがあるから

入社時に提出する書類の内容から、中退したことは企業側に伝わります。企業側が中退を把握できる主な書類は以下のとおりです。

主な書類
  • 卒業証明書・成績証明書:多くの企業が入社時に提出を求めるが、中退者には発行されない
  • 年金記録・雇用保険の履歴:加入時期から在学期間との整合性が確認される
  • 前職の源泉徴収票:中退直後に働き始めていた場合、時期のズレが判明する

多くの企業では、入社時に「卒業証明書」や「成績証明書」の提出を求めます。中退している場合、当然ながらこれらの書類は発行されません。

雇用保険の加入手続きや年金記録、前職の源泉徴収票からも、学歴や経歴の実態は確認可能です。

また、近年は「バックグラウンドチェック」を導入する企業も増えています。第三者機関を通じた経歴調査で、中退の事実は簡単に明らかになります。

隠し通せる可能性は限りなく低いので、発覚した時のダメージを考えれば、最初から正直に書く方が賢明です。

面接・入社後にトラブルになる可能性があるから

中退を隠すと、面接や入社後に思わぬトラブルを招きます。

書類選考は通過しても、面接で在学中の話題に触れられた瞬間に矛盾が生じやすくなります。話のつじつまが合わなくなり、面接官の信頼を一気に失うことも。

たとえ詐称が発覚せず無事に入社できたとしても、「隠し続けること」自体が大きな精神的負担になります。同僚や上司との何気ない会話から過去の話になり、自然と発覚するケースは多いです。

一度築いた信頼関係は、嘘が発覚した瞬間に崩れます。しかも失われるのは学歴に関する信用だけではありません。「他にも隠していることがあるのでは」という疑念が、仕事ぶりや人間性への評価にまで波及していきます。

長く働きたい職場なら、余計な緊張を抱え続ける状態はおすすめできません。

正直に書いた方が評価されるケースがあるから

中退の事実は、伝え方次第でむしろプラスの評価につながります。

採用担当者は、中退そのものより「その状況にどう向き合ったか」を重視しています。

理由を誠実に説明し、その後の行動を伝えれば、「誠実さ」や「問題解決力」を高く評価してもらえる可能性も十分にあります。中退後に資格取得やアルバイト経験、独学など、なんらかの行動を起こしていれば立派なアピール材料になります。

中退は決してマイナスのレッテルではありません。誠実に伝える姿勢こそが、評価される第一歩です。

履歴書の「中退」の正しい書き方【見本あり】

履歴書に中退を書く際は、いくつかのマナーを押さえておく必要があり、以下の状況別に見本付きで書き方を紹介します。

高校中退の場合は、義務教育の中学校卒業から書き始めるのが基本です。

高校中退の履歴書の書き方

その後に高校の入学年月、中途退学した年月を時系列で記載していきます。在学期間が短くても、必ず両方を記載するのがマナーです。

高校中退:2020年4月 〇〇県立〇〇高等学校 入学 → 2023年9月 〇〇県立〇〇高等学校 中途退学(家庭の都合により)

通信制高校に編入した場合や、高卒認定試験に合格している場合は、その事実も忘れずに併記しましょう。「中退後に何もしていなかった」と思われるのを防ぐ重要なポイントです。高卒認定の合格は、学習意欲のアピールにもなります。

最終学歴が「中卒」となる場合は、学歴のハンデを補うためにも、資格欄やスキル欄を充実させることをおすすめします。

短大・大学・専門学校中退の履歴書の書き方

中途退学の旨は、入学した行の一行下に書きましょう。

大学名は、学部・学科・コースまで詳細に書くのが基本で、「〇〇大学 経済学部 経営学科」のように具体的に記載します。

短大・大学・専門学校中退:2023年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学 → 2025年9月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 中途退学(アメリカ留学のため)

中退後にアルバイトなどの就労経験がある場合は、職歴欄へスムーズにつなげるのがコツ。「学歴の空白期間を埋める」意識で書くと、選考でもプラスに働きます。

在学中に取得した単位や、専門的に学んだ知識があれば自己PR欄で補足するのも有効です。「途中までは真剣に取り組んでいた」という事実を伝えられます。

中退予定の履歴書の書き方

退学がまだ完了していない段階では、「中途退学予定」と記載するのが正しい書き方です。

「〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 中途退学予定」のように、学校名と同じ行に書きましょう。

中退予定:2023年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学 → 2025年9月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 中途退学予定(アメリカ留学のため)

また簡単な退学理由を括弧書きで添えるケースもあります。

履歴書の「中退理由」の書き方と例文

履歴書に記載する中退理由は端的に一言で示すのが基本の書き方。以下のケースごとに例文を紹介します。

中退理由を書く一番の目的は、採用担当者が抱く「またすぐ辞めるのでは?」という不安を解消すること。過去を正直に書きつつ、現在は問題が解決していること、そして働く意欲が十分にあることを示しましょう。

不可抗力のやむを得ない事情は、簡潔かつ誠実に書くのが基本です。

やむを得ない理由の場合|病気・体調不良・家庭の都合

健康上の理由なら、「現在は完治しており、業務に支障はありません」と必ず明記。採用担当者の不安を先回りで解消できます。

経済的事情や家族の介護も同じく、「現在は就業環境が整っている」ことを強調するのがポイント

ケース例文
病気・体調不良体調不良により (現在は完治しており、業務に支障はありません。)
家庭の都合家庭の経済的事情により
家族の介護家族の介護に専念したため

詳しい背景は、面接で口頭補足すれば十分。履歴書では事実を伝えることだけを意識しましょう。

前向きな理由の場合|進路変更・留学・就業

前向きな理由は、「具体的な行動」とセットで書くのが効果的です。

具体的に記載できる場合は、独学・資格取得・実務経験など、行動の中身まで添えましょう。

留学や早期就業の場合は、中退を「目的達成のための選択」と定義し直すのがポイント。たとえば「大学がつまらない・やりたいことがない」という理由で退学したとしても「〇〇分野への志望が明確になり、専門スクールで実務スキルを習得するため中退」と記載すれば前向きな行動に映ります。

ケース例文
進路変更Web開発の実務経験を早期に積むため
留学アメリカでの語学留学のため
就業IT業界での実務経験を優先するため

「中退=逃げ」ではなく「中退=選択」として語れれば、印象は大きく変わります。

理由が書きづらい場合|いじめ・不登校

いじめや不登校など、書きづらい理由は「一身上の都合により中途退学」で留めて問題ありません。

詳細は面接での口頭説明に回すのが定石。履歴書に深い背景まで書き込む必要はないからです。

人間関係のミスマッチが理由なら、「当時は自己分析が不足していた。今は明確な軸がある」と補足するのがおすすめ。

過去の困難をどう乗り越え、今の強みに変えたかという「成長物語」として構成しましょう。

履歴書に「中退」と書く際の注意点

履歴書に「中退」と書く際の注意点は、次の3つです。

採用担当者は大量の履歴書に目を通すため、少しの違和感や雑さがそのまま評価に影響することも。ケアレスミス一つで「仕事も雑そう」という印象を持たれてしまうリスクもあるため、一つずつしっかり確認しておきましょう。

「中退」と略さず「中途退学」と正式名称で記載する

履歴書は公的な書類なので、略称ではなく正式名称を使うのが鉄則です。

「退学」だけでも間違いではありませんが、「中途退学」と書くほうが正式です。

大学名も「〇〇大」ではなく「〇〇大学」と省略せずに書くのが基本です。

細かい部分ですが、「正式名称で書ける=ビジネスマナーが身についている」という評価につながりやすいです。

中退した年月日は年号(西暦・和暦)を統一して正確に記載する

中退した年月日は、必ず履歴書内の西暦・和暦と統一します。

2026年と書くなら履歴書に記載する年号はすべて西暦にしてください。

西暦・和暦どちらを使っても問題ありませんが、統一されていることが重要です。

【西暦・和暦早見表】
生まれ年中学卒業高校入学高校卒業大学入学大学卒業(4年制)
2000年生 (平成12年)2016年3月(平成28年3月)2016年4月(平成28年4月)2019年3月(平成31年3月)2019年4月(平成31年4月)2023年3月(令和5年3月)
2001年生 (平成13年)2017年3月(平成29年3月)2017年4月(平成29年4月)2020年3月(令和2年3月)2020年4月(令和2年4月)2024年3月(令和6年3月)
2002年生 (平成14年)2018年3月(平成30年3月)2018年4月(平成30年4月)2021年3月(令和3年3月)2021年4月(令和3年4月)2025年3月(令和7年3月)  
2003年生(平成15年)2019年3月(平成31年3月)2019年4月(平成31年4月)2022年3月(令和4年3月)2022年4月(令和4年4月)2026年3月(令和8年3月)  
2004年生(平成16年)2020年3月(令和2年3月)2020年4月(令和2年4月)2023年3月(令和5年3月)2023年4月(令和5年4月)2027年3月(令和9年3月)  
2005年生(平成17年)2021年3月(令和3年3月)2021年4月(令和3年4月)2024年3月(令和6年3月)2024年4月(令和6年4月)2028年3月(令和10年3月)  
2006年生(平成18年)2022年3月(令和4年3月)2022年4月(令和4年4月)2025年3月(令和7年3月)2025年4月(令和7年4月)2029年3月(令和11年3月)  
2007年生(平成19年)2023年3月(令和5年3月)2023年4月(令和5年4月)2026年3月(令和8年3月)2026年4月(令和8年4月)2030年3月(令和12年3月)  

誤字脱字を避ける

当たり前のことではありますが、誤字脱字は避けましょう。

いくら履歴書の内容をしっかり書いても、誤字脱字や情報のミスがあると、マイナス評価につながるリスクも。

書き損じた場合は、修正液を使用するのではなく、面倒でも最初から書き直すのが誠実です。

書き終わったら必ず2〜3回見直し、可能なら第三者にもチェックしてもらいましょう。

周囲に添削を頼める相手がいない人は、就活エージェントのプロによる書類添削サービスを活用するのがおすすめです。

■履歴書添削におすすめの就活エージェント
  • ジール就職エージェント:
    ES添削・面接対策を個別サポート。中退理由の伝え方も含めて、専任アドバイザーが二人三脚で選考対策を進めてくれます。

  • MeetsCompany:
    プロによる書類添削サービスに加え、企業との直接マッチングイベントにも参加できます。その場で選考が進むこともあるため、効率よく就活を進めたい人に向いています。

就職面接で中退について聞かれたときの答え方

就職面接で中退について質問された場合は感情的にならず、冷静に以下のポイントをおさえて回答しましょう。

長々と言い訳せず、1分程度にまとめることで、中退という一見ハンデな要素もポジティブに変換できます。

中退理由は1〜2文で簡潔に説明する

中退理由は、1〜2文で端的に伝えるのが基本です。

おすすめの伝え方は「事実→理由→現在」の3ステップで答える形です。

たとえば家庭の経済的事情が要因なら、以下のように回答するとよいでしょう。

家庭の経済事情により、◯◯大学を2年次に中途退学しました。学費を継続して支払うことが難しくなったのが理由です。現在はアルバイトで生活費を稼ぎつつ、簿記2級の取得に向けて勉強しています。

面接官が一番気にしているのは「なぜ辞めたのか」。ここで長々と感情的に話すと、「自己管理ができない人」という印象を与えてしまいます。

冒頭で結論を述べ、余計な言い訳をしないことを意識するだけで、面接官に与える印象は大きく変わります。

ネガティブな理由は「学び」に変換して伝える

ネガティブな中退理由でも、その経験から学んだことを伝えることでポジティブな印象を持ってもらえることもあります。

「怠惰だった」「挫折した」とマイナスな事実だけをそのまま話してしまうと、当然マイナス評価につながるため「そこから何を学び、今どう変わったか」を必ず伝えましょう。

たとえば以下のように回答すれば好印象を与えやすくなります。

当時は自己分析が不十分なまま進学を決めてしまいました。その反省から、自分が本当にやりたい仕事を徹底的に考え、今は◯◯業界を目指しています。

失敗→気づき→行動、というストーリーの流れを意識してください。

中退は決して隠すべき過去ではなく、「自分を深く知るきっかけ」として語れる経験の一つ。伝え方ひとつで、評価は大きく変わります。

現在の努力や改善行動を具体的に伝える

中退後にどう過ごしたかは、聞かれやすい質問の一つのため、現在行っている努力や行動を伝えられるよう準備しておきましょう。

資格取得・アルバイト・独学・ボランティアなどが候補になります。

「中退後はぼんやり過ごしていました」では、面接官の印象は良くなりません。

伝え方の例は、以下のように現在の努力が応募先にどう貢献するかをセットで語れると理想的。

中退後に簿記2級を取得し、御社の経理業務に活かしたいと考えています。

過去ではなく未来に向けた行動を示せば、採用担当者の見る目も大きく変わるはずです。

中退経験を志望動機につなげて回答を締める

中退理由の最後は、志望動機につなげて締めるようにしましょう。

たとえば、以下のような流れで記載すると、過去の経験と志望先が一本の線でつながります。

中退期間中に独学で学んだプログラミングを通じて、本気で打ち込める仕事に出会えました。その実現の場として、御社を志望しています。

中退の話を、自分の成長と志望動機を伝える絶好のチャンスに変えていきましょう。

履歴書を無料で作れるテンプレートを活用しよう

中退の書き方が分かっても、いざ一から履歴書を作るとなると「レイアウトが崩れる」「学歴欄が足りない」「西暦と和暦がバラバラになる」など、細かい部分でつまずくこともあるでしょう。

そんなときに便利なのが、Web上で履歴書を無料作成できる「履歴書PRO」

項目に沿ってフォームを入力するだけで、中退経験もきれいに反映された本格的な履歴書が完成します。

【履歴書PROを使う5つのメリット】
  • 簡単フォーム入力だけで完成:レイアウトや行間を気にせず、内容作成に集中できる
  • 用途別テンプレートを選べる:就活、インターンなど状況に合わせてフォーマット選択可能
  • 自動ブラウザ保存機能付き:入力途中で画面を閉じても内容が消えず、後から続きを書ける
  • PDF出力&メール送信に対応:作成した履歴書はそのままPDFで保存でき、採用担当者へ直接メール送付も可能
  • 送付状(添え状)も同時に作成できる:郵送提出時に必要な送付状もセットで用意できる

中退という繊細な項目こそ、フォーマットが整った履歴書で「読み手に伝わる形」にまとめることが大切です。

作成の手間を短縮できた分の時間を、面接対策や企業研究に回してライバルに差をつけましょう。

履歴書の中退に関するよくある質問

履歴書に中退を記載する際によくある以下の質問に対する回答をまとめました。

中退と除籍の違いは?履歴書にはどちらを書くべき?

中退と除籍の違いは「辞めることをだれが判断したか」です。

「中退」は自分の意思で学校を辞めることになったときに使います。対して「除籍」は、学費未納や規則違反などにより、学校側が学籍を抹消する措置を指します。

除籍のほうがネガティブな印象を持たれやすいため、面接では理由をより丁寧に説明する準備が必要です。

書き方に迷ったら、大学から発行される証明書の名称を確認しましょう。「退学証明書」なら「中途退学」、「除籍証明書」なら「除籍」と記載します。

中退した正確な日付(時期)を忘れたときはどうする?

正確な中退日が思い出せない場合は、母校に問い合わせるようにしましょう。

大学の学生課や教務課に連絡すれば、「在籍証明書」や「学籍明細」を発行してもらえます。手数料は数百円程度、郵送でも対応してくれる大学がほとんどです。

記憶が曖昧なまま書いてしまうと、年金記録や雇用保険の履歴と齟齬が出ることがあります。後から「学歴詐称ではないか」と疑われる原因にもなるため、正確な記載が重要です。

履歴書に「一身上の都合により」と書いても大丈夫?

履歴書に「一身上の都合により中途退学」と記載しても問題ありません

特に、家庭の事情や健康面などプライベートな理由は細かく書く必要はないからです。ただし、面接では必ず詳細を聞かれるため、口頭で説明できる準備をしておきましょう。

一方で、前向きな理由で中退した場合は、具体的に理由を書いたほうが良い印象を伝えやすいので、なるべく具体的に書けないか検討してみてください。

大学中退者の就職は厳しい?

大学中退者でも、就職先の選び方や就活対策次第で就職できます。

「大卒以上」が条件の求人には応募できませんが、「学歴不問」「既卒可」の求人も存在するため、就職活動は可能です。

書類選考を通過するコツは、空白期間の過ごし方を具体的に伝えること。アルバイトでも資格取得でも、何かしらの活動実績があれば評価につながります。

「自主退学」とは?

自主退学は、自分の意思で大学や学校を辞めることを指します。

履歴書に書く際は「中途退学」と表記するのが一般的。「自主退学」という言葉は口語的な印象を与えるため、正式な書類では使いません。

バイトの履歴書でも中退は書くべき?

アルバイトの応募でも、中退は正しく履歴書に記載しましょう。

短期バイトであっても、学歴を偽ることは経歴詐称にあたります。隠したまま採用されると、後から発覚した際にトラブルになる可能性も。

逆に中退を明記すれば、学生ではないので平日昼間も働けるというアピールにもなるので、採用されやすくなる場合もあります。シフトの自由度が高い人材は、採用側にとって貴重な存在です。

履歴書の学歴欄が足りない時の対処法は?

学歴欄のスペースが足りない場合は、中学卒業を省略して、高校入学から記載するのが基本対処法です。

それでも足りない場合は、学校名は略さずに書きつつ、「学部・学科」をコンパクトにまとめましょう。

ただし、中退の事実だけは省略しないこと。スペース不足を理由に学歴を削ると、経歴詐称と判断されるリスクがあります。

英語の履歴書(英文レジュメ)で中退はどう表現する?

英語の履歴書(レジュメ)における中退の記載方法は以下の3パターンがあります。

パターン書き方例
Incompleteを添えるEDUCATION Bachelor of Arts in Economics (Incomplete) XX University, Tokyo, Japan April 2020 – March 2022
在籍期間のみを記載するEDUCATION XX University, Tokyo, Japan Studied Economics, April 2020 – March 2022
学歴欄に記載しない

もっともわかりやすいのは、 “Incomplete” と補記する方法でしょう。

いずれの書き方でも共通するポイントは、卒業したかのように誤解される表記を避けることです。

「Bachelor of Arts, XX University, 2022」とだけ書いて卒業したように見せるのは、日本の履歴書と同様に経歴詐称と受け取られるおそれがあります。

どの書き方を選ぶかは、応募先の業界や国、レジュメ全体のバランスによって判断するのが現実的です。

なお、退学理由をレジュメ本文に詳しく書く必要はありません。英文レジュメは「仕事に直結する情報のみを簡潔に伝える書類」なので、学んだ内容や現在のスキルセットに焦点を当てるのが基本です。

理由の説明が必要な場合は、面接で補足するのが一般的です。

まとめ:正しい書き方で履歴書を作成し、中退を前向きなキャリアの一歩にしよう

中退は、事実を正直に書き、退学理由を前向きな言葉で伝えれば、採用担当者の評価は大きく変わります。

履歴書に中退と書く際のポイントは次の3つ。

履歴書に中退と書く際のポイント
  • 「中退」と略さず「中途退学」と正式名称で記載する
  • 中退した年月日は年号(西暦・和暦)を統一して正確に記載する
  • 誤字脱字を避ける

過去は変えられませんが、伝え方は変えられます。まずは一社、気になる企業へ応募してみてください。

これから履歴書を作成するなら、「履歴書PRO」を活用すれば簡単にWeb上で履歴書の作成が完了します。

アルバイト、インターン、就職活動など、状況別に履歴書テンプレートが用意されているので、項目に沿って入力するだけで本格的な履歴書ができあがります。

利用は無料で、会員登録も任意。面接対策や企業分析に少しでも時間を使ってライバルに差をつけられるよう、履歴書は効率的に作りましょう。

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この記事を書いた人

履歴書プロ編集部は、履歴書や職務経歴書の書き方、転職活動のノウハウを分かりやすく解説する編集部です。求職者が自信を持って応募書類を作成できるよう、実践的な例文やポイントを紹介しています。

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