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就活の履歴書の免許欄の書き方は?取得予定の書き方も併せて解説

就活の履歴書の免許欄の書き方は?取得予定の書き方も併せて解説

履歴書の免許欄は、書き方のルールを知らないまま書くと、「常識がない」と判断されるリスクがあります。

実際、採用担当者は免許の正式名称や日付の正確さをチェックしています。略称や記載ミスは、書類選考の段階でマイナス評価に直結しかねません。

本記事では、就活の履歴書における運転免許の正しい書き方を、記入例つきで解説します。AT限定・取得予定・教員免許見込み・免許なしのケースもまとめました。

目次

就活の履歴書の免許欄の5つのルール

就活の履歴書で免許欄を書くときは、5つの基本ルールを押さえておく必要があります。

書き始める前に、運転免許証を手元に用意しておきましょう。正式名称や取得日を正確に書くために必須です。

なお、以下のルールは就活でも転職でも変わらないので、一度覚えれば今後のキャリアでもずっと使えます。

年月免許・資格
令和4年 3月普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得
以上

正式名称で書く

免許は、必ず正式名称で記載してください。「普免」「普通免許」などの略称は、履歴書では使えません。

正式名称が分からないときは、免許証の記載面を確認するのが確実です。

よくある略称と正式名称の対応は以下のとおり。

よくある略称正式名称
普免・普通免許普通自動車第一種運転免許
大型二輪大型自動二輪車免許
原付原動機付自転車免許

免許は「取得」と書く

履歴書では、運転免許をはじめとする「免許」は末尾に「取得」と書くのがルールです。

種別具体例末尾の書き方
免許普通自動車第一種運転免許取得
教員免許(見込み)高等学校教諭一種免許状取得見込み

記載順は「取得日が古い順」が基本

免許の記載順は、取得日が古い順に上から並べるのが基本です。

ただし、応募先の職種に直結する免許がある場合は、優先的に上に書く方法も有効。たとえば営業職に応募するなら、運転免許を最上位に置くと、採用担当者の目に留まりやすくなります。

西暦・和暦は履歴書全体で統一する

免許欄の年月表記は、学歴・職歴欄と必ず揃えてください。学歴欄が和暦なら免許欄も和暦、西暦なら西暦で統一するのがマナーです。

元号をまたぐ場合(平成→令和)は、取得時点の元号で記載します。たとえば平成31年3月に取得した免許は、「令和元年」ではなく「平成31年3月」と書くのが正しい書き方です。

最終行には「以上」と記載する

免許欄の最終行には、「以上」と右寄せで記載してください。

「以上」は、「ここから先は追記がない」ことを示すための記載です。書き忘れると、採用担当者が「まだ書き足す予定があったのでは?」と判断する可能性があります。

免許が1つだけの場合でも、「以上」は必要です。「特になし」と書いた場合も、次の行に「以上」と記載しましょう。

就活の履歴書における運転免許の書き方

運転免許は種類が多く、正式名称を間違えやすい項目の代表格です。

「普通免許」と書いてしまう就活生は非常に多いですが、正式には「普通自動車第一種運転免許」。ここからは、種類別の正式名称一覧・記入例・取得日の確認方法・法改正の注意点を順に解説します。

運転免許の種類別|正式名称一覧表(普通・準中型・中型・大型・二輪・原付)

就活生が履歴書に記載する可能性のある運転免許の正式名称を、一覧表にまとめました。

通称正式名称
普通免許普通自動車第一種運転免許
普通免許(AT限定)普通自動車第一種運転免許(AT限定)
準中型免許準中型自動車第一種運転免許
中型免許中型自動車第一種運転免許
大型免許大型自動車第一種運転免許
普通二輪普通自動二輪車免許
大型二輪大型自動二輪車免許
原付原動機付自転車免許

なお、「第一種」と「第二種」の違いについて補足します。第二種は、タクシーやバスなど旅客運送に必要な免許です。就活生の大半は第一種にあたるため、基本的には「第一種」と記載すれば問題ありません。

自分の免許の種類が分からない場合は、免許証の表面にある「免許の種類」欄を確認してください。

普通自動車免許(AT限定含む)の記入例

普通自動車免許の正式な書き方は、以下のとおりです。

パターン記入例
MT免許令和○年 ○月 普通自動車第一種運転免許 取得
AT限定令和○年 ○月 普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得

MT免許の場合、「AT限定」の記載は不要です。あくまでAT限定の場合のみ、(AT限定)と明記しましょう。

「AT限定は就活で不利になるのでは?」と心配する就活生もいますが、営業職など社用車を運転する職種を除けば、AT限定が選考に影響することはほぼありません。安心して記載してください。

運転免許の取得日を確認する方法

履歴書に記載する取得日は、免許証の左下にある「二・小・原」「他」「二種」の欄に記載された日付です。

よくある間違いとして、「交付」欄の日付を書いてしまうケースがあります。「交付」は免許証が発行・更新された日付であり、取得日とは異なるので注意してください。

取得日が曖昧なまま履歴書に記載するのは避けましょう。事実と異なる日付を書いてしまうと、虚偽記載と判断されるリスクがあります。

2017年3月12日の法改正で免許区分が変わった人の書き方

2017年3月12日に準中型免許が新設されたことで、普通免許の区分が変わっています。就活生の多くは2017年以降の取得になりますが、第二新卒や既卒の方は要確認です。

取得時期履歴書の書き方備考
2017年3月12日以降普通自動車第一種運転免許現行の普通免許
2007年6月2日〜2017年3月11日普通自動車第一種運転免許車両総重量5t未満
2007年6月1日以前中型自動車第一種運転免許(8t限定)旧普通免許が中型に移行

2007年6月1日以前に普通免許を取得した方は、「中型自動車第一種運転免許(8t限定)」と記載する必要があります。「普通自動車〜」と書くと正確ではありません。

迷った場合は、免許証の「免許の条件等」欄を確認してください。「中型車は中型車(8t)に限る」と記載されていれば、上記3つ目のパターンに該当します。

【ケース別】就活の履歴書における免許欄の書き方

ここでは、就活生が迷いやすい特殊ケースの書き方をまとめています。

運転免許を取得予定の場合

免許を取得予定の場合は、「普通自動車第一種運転免許 取得予定」と記載します。取得予定月が分かっていれば、あわせて書くのが望ましいです。

状況記入例
取得月が決まっている令和○年 ○月 普通自動車第一種運転免許 取得予定
教習所に通学中(時期未定)令和○年 ○月頃 普通自動車第一種運転免許 取得予定

教習所に通い始めたばかりで取得時期が読めない場合は、「○月頃」とおおよその時期を書いておけば問題ありません。

ただし、「取得予定」と書いた以上、面接で「いつ取得できますか?」と聞かれる可能性は高いです。「現在教習所に通っており、○月までに取得する予定です」と答えられるように準備しておきましょう。

入社までに取得できなかった場合は、内定先に早めに相談するのが鉄則です。黙っていると信頼を損ねる原因になります。

教員免許を取得見込みの場合

教員免許の課程を履修中の場合は、「取得見込み」と記載します。

種類記入例
高校教諭令和○年 3月 高等学校教諭一種免許状(○○科) 取得見込み
中学教諭令和○年 3月 中学校教諭一種免許状(○○科) 取得見込み

「取得見込み」と「取得予定」は意味が異なります。「見込み」は大学の課程修了が条件、「予定」は試験受験を前提としたもの。教員免許は課程修了で授与されるため、「取得見込み」が正しい表現です。

教員免許を持っているけれど教職以外に就職する場合も、履歴書に書いて問題ありません。「教員免許を持っているのに一般企業を志望しているのか」とマイナスに捉えられることは、まずないです。

むしろ、「教育実習をやり遂げた行動力」や「学習意欲の高さ」として評価されるケースもあります。

免許を持っていない場合

免許がない場合は、「特になし」と記載してください。空欄のまま提出するのはNGです。

年月免許・資格
特になし
以上

「何も書くことがないと書類で落とされるのでは?」と不安になるかもしれませんが、心配しすぎる必要はありません。

新卒の採用選考では、企業は免許よりも「意欲」「人柄」「適性」を重視しています。免許欄だけで合否が決まることは、特定の専門職を除けば稀です。

採用担当者が履歴書の免許欄で見ているポイント

採用担当者は、免許欄の「正確性」と「業務適性」を見ています。大切なのは、応募職種との関連性と、正確に記載されているかどうかです。

正式名称・日付にミスがないか

採用担当者がまず確認するのは、正式名称と日付に誤りがないかどうかです。

略称で書いていたり、取得日が間違っていたりすると、「確認作業が雑な人」という印象を持たれてしまいます。履歴書は社会人としての基本マナーを見られる書類だからです。

特にミスが起きやすいパターンは、以下の3つ。

  • 和暦の年号を間違える(平成と令和の境目で混同しやすい)
  • 免許証の「交付日」を「取得日」と勘違いして記載する
  • 「普通自動車免許」と略称で書いてしまう(正式には「普通自動車第一種運転免許」)

提出前に、免許証と照らし合わせてダブルチェックする習慣をつけましょう。

応募職種に関連する免許があるか

採用担当者は、応募職種に関連する免許があるかにも注目しています。

たとえば営業職やルート配送職なら運転免許が評価されやすいです。運転が業務に直結する職種では、免許の有無が選考に影響する場合もあります。

関連する免許を持っていない場合でも、「現在取得に向けて教習所に通っています」と備考欄や自己PRに書くことで、意欲をアピールできます。

就活の履歴書における免許欄のよくある質問

就活生が実際に迷いやすいポイントを、Q&A形式でまとめました。

自分が気になる質問だけチェックしてみてください。

AT限定は不利になる?

結論から言うと、AT限定が選考で不利になることはほぼありません

ただし、AT限定であることを隠して書くのは絶対にNG。「普通自動車第一種運転免許 取得」とだけ書くと、MT免許と誤解される可能性があり、入社後にトラブルになりかねません。必ず「(AT限定)」と明記してください。

営業職やルート配送など、社用車の運転が必須の職種では、MT免許を求められるケースもあります。求人票に「要普通免許(AT限定不可)」と記載がある場合は、入社前にMT限定解除を検討しましょう。限定解除は教習所で最短4時間の技能教習で取得できます。

ペーパードライバーでも書いてよい?

免許を保有しているなら、ペーパードライバーでも記載して問題ありません

履歴書の免許欄は「保有している免許」を記載する欄です。運転スキルのレベルを問うものではないため、堂々と書いて大丈夫。

ただし、運転が必須の職種に応募する場合は、面接で「普段運転していますか?」と確認される可能性があります。不安があれば、ペーパードライバー講習(1〜2日、1〜3万円程度)を受けておくと安心です。

免許の取得日が分からないときは?

運転免許の取得日が分からない場合は、自動車安全運転センターが発行する「運転免許経歴証明書」で確認できます。手数料は670円。最寄りの警察署や自動車安全運転センターの窓口、もしくは郵送で申請が可能です。

曖昧な記憶のまま日付を書くのは避けてください。万が一、事実と異なる日付を書いてしまうと、虚偽記載と見なされるリスクがあります。

エントリーシート(ES)と履歴書で書き方は異なる?

正式名称の使い分けなど、基本ルールはESも履歴書も同じです。

ESで文字数制限がある場合に限り、「普通自動車免許(AT限定)」のように多少の略称が許容されるケースもあります。ただし、企業側から「正式名称で記載してください」と指定がある場合は、省略せずに書きましょう。

【まとめ】履歴書の免許欄を書き終えたら確認すべきチェックリスト

免許欄を書き終えたら、提出前に以下のチェックリストで最終確認をしましょう。

チェック項目確認内容
正式名称「普通免許」などの略称を使っていないか
取得日免許証の取得日欄と一致しているか(交付日と混同していないか)
AT限定AT限定の場合「(AT限定)」を明記しているか
西暦・和暦学歴・職歴欄と表記が統一されているか
記載順取得日が古い順に並んでいるか
「以上」最終行に「以上」を右寄せで記載しているか
空欄免許がない場合「特になし」と書いているか

自分だけでチェックすると、どうしても見落としが出ます。大学のキャリアセンターや就活エージェントに添削してもらうと、ミスを防げるだけでなく、書き方のアドバイスももらえます。

就活エージェントの多くは、履歴書・ESの添削を無料で受け付けています。「書き終えたけど合っているか不安」という方は、提出前に一度見てもらうのがおすすめです。プロの目を通すだけで、書類通過率はぐっと上がります。

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この記事を書いた人

履歴書プロ編集部は、履歴書や職務経歴書の書き方、転職活動のノウハウを分かりやすく解説する編集部です。求職者が自信を持って応募書類を作成できるよう、実践的な例文やポイントを紹介しています。

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