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卒業年月日は3月31日?履歴書に書く正しい日付と根拠を解説

卒業年月日は3月31日?履歴書に書く正しい日付と根拠を解説

「履歴書に書く卒業年月日って、卒業式の日?それとも3月31日?」

履歴書やエントリーシートで学歴欄を書くとき、卒業年月日を3月31日にすべきか、卒業式当日にすべきかで迷う方は多いものです。特に「年月日」まで記入を求められるフォーマットでは、卒業式の日付を書いてしまう人が後を絶ちません。

この記事では、卒業年月日を3月31日と記載する根拠、高校・大学それぞれの正しい書き方、西暦・和暦の早見表、さらに9月卒業や中退など特殊なケースまで、記入例つきで解説します。

正しい日付がわかれば、就活でもバイト応募でも余計な不安なく履歴書を仕上げられます。提出前にぜひ確認しておきましょう。

目次

履歴書に書く卒業年月日が3月31日になる理由

結論、日本の学校の卒業年月日は、法律上「3月31日」です。卒業式が何月何日に行われたかは関係ありません。ここではその根拠を整理しておきましょう。

学校教育法施行規則が定める「学年の終わり」

学校教育法施行規則第59条では、「小学校の学年は、四月一日に始まり、翌年三月三十一日に終わる」と規定されています。この条文は中学校・高等学校・大学にも準用されており、学年の最終日である3月31日が卒業日として扱われます。

卒業式は「卒業証書授与式」という学校行事であり、法律上の卒業日とは別の概念です。式の日付が2月下旬でも3月上旬でも、卒業年月日は3月31日で変わりません。

卒業式の日付と卒業年月日は別もの

卒業式は多くの高校で3月1日前後、大学では3月中旬〜下旬に行われます。しかし、履歴書に書くべきなのは式典の日ではなく、学籍が終了する3月31日です。

たとえば卒業式が3月1日に行われた場合でも、その生徒は3月31日まで学校に在籍しています。学校側が発行する卒業証明書にも「3月31日付で卒業」と記載されるため、履歴書も同様に3月31日とするのが正しい書き方です。

入学日は4月1日が原則

卒業年月日と同じ理屈で、入学日も学年の開始日である4月1日です。入学式が4月5日や4月8日に行われたとしても、履歴書に記載する入学年月日は4月1日になります。

卒業式と卒業年月日の違い

・卒業式 → 学校行事の日付(各校で異なる)
・卒業年月日 → 学籍が終了する法律上の日付(3月31日)
・入学式 → 学校行事の日付(各校で異なる)
・入学年月日 → 学年が始まる法律上の日付(4月1日)

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履歴書に卒業年月日を書くときの基本ルール

「年月」まででよい履歴書と、「年月日」まで求められる履歴書があります。ここではそれぞれのパターンと、記入時の注意点を確認しておきましょう。

「年月」まででOKな場合がほとんど

市販の履歴書やWebの履歴書フォーマットの多くは、学歴欄に「年」「月」の記入欄しかありません。この場合は「年月」だけ記載すれば問題なしです。卒業なら「令和○年3月」、入学なら「令和○年4月」と記入してください。

「年月日」まで書く場合の記入ルール

企業独自のエントリーシートや、公務員試験の願書などでは「年月日」の記入を求められるケースがあります。この場合は以下のルールを守りましょう。

・卒業年月日 → 3月31日
・入学年月日 → 4月1日
・西暦と和暦は履歴書全体で統一する
・算用数字(1, 2, 3…)で記入する

西暦・和暦は必ず統一する

学歴欄の途中で西暦と和暦が混在していると、採用担当者に「注意力が足りない」と判断される可能性があります。生年月日欄を和暦で書いたなら学歴欄も和暦に、西暦で書いたなら学歴欄も西暦に揃えてください。

職務経歴書や送付状など、同時に提出する書類も同じ暦で統一しましょう。書類間で暦が食い違っていると、チェック不足の印象を与えてしまいます。

和暦の省略はNG(「R7」ではなく「令和7年」)

「R7」「H30」のようにアルファベットで省略する書き方は、履歴書ではマナー違反とされています。必ず「令和7年」「平成30年」のように正式名称で記載しましょう。

なお、元号が切り替わった年は「令和元年」と表記するのが正式です。数字に置き換えた書き方は誤りではありませんが、公的書類では「元年」が使われるため、合わせておくと丁寧な印象になります。

【高校・大学別】卒業年月日の正しい書き方と記入例

実際にどう記載するのか、高校・大学・大学院のパターンを記入例で確認しましょう。まずは正しい書き方と間違いやすい書き方を画像で比較してみてください。

OK例・NG例の比較

正しい書き方(OK例): 卒業月を「3月」、入学月を「4月」とし、学校名は正式名称を使用します。

履歴書の学歴欄・卒業年月日の正しい書き方(OK例)

間違いやすい書き方(NG例): 卒業日を卒業式の日付にする、学校名を略す、和暦と西暦が混在しています。

履歴書の学歴欄・卒業年月日の間違いやすい書き方(NG例)

高校の卒業年月日の記入例

「年月」記入の場合と「年月日」記入の場合を並べて紹介します。

年月学歴
令和4年4月東京都立○○高等学校 普通科 入学
令和7年3月東京都立○○高等学校 普通科 卒業

「年月日」欄がある場合は以下のように記入します。

年月日学歴
令和4年4月1日東京都立○○高等学校 普通科 入学
令和7年3月31日東京都立○○高等学校 普通科 卒業

高校は正式名称の「高等学校」と記載しましょう。「○○高校」と略すのは履歴書ではNGです。

大学の卒業年月日の記入例

年月日学歴
令和7年4月1日○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
令和11年3月31日○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業

大学の場合は学部・学科まで正式名称で記載します。在学中の方は「卒業」の代わりに「卒業見込み」と記載してください。

大学院の卒業年月日の記入例

大学院では「卒業」ではなく「修了」と表記します。博士課程の場合は「単位取得退学」のケースもあるため、自身の状況に合わせて正確に書きましょう。

年月日学歴
令和11年4月1日○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 修士課程 入学
令和13年3月31日○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 修士課程 修了

卒業年度の早見表【西暦・和暦対応】

「自分の卒業年って令和何年だっけ?」と迷ったとき用の早見表です。生まれ年から高校・大学の卒業年月を逆算できます。

生まれ年別・高校卒業年の早見表

生まれ年高校入学高校卒業
2004年(平成16年)2020年4月2023年3月
2005年(平成17年)2021年4月2024年3月
2006年(平成18年)2022年4月2025年3月
2007年(平成19年)2023年4月2026年3月
2008年(令和元年前)2024年4月2027年3月

生まれ年別・大学卒業年の早見表

生まれ年大学入学大学卒業
2002年(平成14年)2021年4月2025年3月
2003年(平成15年)2022年4月2026年3月
2004年(平成16年)2023年4月2027年3月
2005年(平成17年)2024年4月2028年3月
2006年(平成18年)2025年4月2029年3月

浪人や留年がある場合は、上記の年数にその分を加算してください。たとえば1浪の場合は入学年・卒業年がそれぞれ1年後ろにずれる計算です。

西暦・和暦変換の早見表

西暦和暦
2022年令和4年
2023年令和5年
2024年令和6年
2025年令和7年
2026年令和8年
2027年令和9年
2028年令和10年
2029年令和11年

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特殊なケースの卒業年月日の書き方

すべての人が3月に卒業するわけではありません。ここでは、通常のパターンに当てはまらないケースを取り上げましょう。

9月卒業(秋卒業)の場合

近年は9月卒業(秋卒業)を導入する大学が増えています。9月卒業の場合、卒業年月日は9月30日です。学期の最終日が卒業日となるためで、3月卒業の場合と同じ考え方です。

年月日学歴
令和7年10月1日○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
令和11年9月30日○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業

中途退学した場合

中退の場合は、退学届が受理された日付を記載します。3月31日とは限らないため、退学証明書に記載された日付を確認してください。

年月日学歴
令和4年4月1日○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
令和6年9月30日○○大学 ○○学部 ○○学科 中途退学

中退理由を書くかどうかは任意ですが、経済的理由や家庭の事情など、やむを得ない理由がある場合は一言添えると採用担当者の理解が得やすくなります。

留年・休学がある場合

留年の場合は卒業年月日が通常より後ろにずれるだけで、書き方自体は変わりません。たとえば大学で1年留年した場合、卒業年月日は「令和12年3月31日」のように1年後ろにずれる形です。

休学していた期間は学歴欄に明記しておくと、在籍期間と卒業年のずれを採用担当者が自然に理解できます。

年月日学歴
令和7年4月1日○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
令和9年4月1日○○大学 ○○学部 ○○学科 休学(家庭の事情による)
令和10年4月1日○○大学 ○○学部 ○○学科 復学
令和12年3月31日○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業

海外の大学を卒業した場合

海外大学は学年の区切りが日本と異なります。アメリカの大学では5月〜6月に卒業式が行われ、卒業月も5月や6月です。この場合は実際の卒業月をそのまま記載してください。

年月学歴
2021年9月University of ○○ College of ○○ 入学
2025年5月University of ○○ College of ○○ 卒業

海外大学の場合は西暦で記載するのが一般的です。英語名は日本語に訳さず、そのまま記載して構いません。

高卒認定(旧大検)を取得した場合

高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)に合格した場合、「卒業」ではなく「合格」と記載します。合格年月日は合格証書に記載されている日付を使用してください。

年月学歴
令和6年11月高等学校卒業程度認定試験 合格

高卒認定は「高校卒業」とは異なります。最終学歴は中学校卒業のままですが、大学受験資格は得られます。学歴欄には高卒認定の合格を記載した上で、大学の学歴を続けて書きましょう。

卒業年月日の計算や学歴欄の記入に手間を感じたら、履歴書作成ツールが便利です。生年月日を入力するだけで学歴の年月が自動計算されます。

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卒業年月日を書くときの注意点

正しい日付がわかっても、書き方のルールを守らないと印象が下がります。提出前に以下のポイントを確認しておきましょう。

学校名は正式名称で書く

「○○高校」ではなく「○○高等学校」、「○○大」ではなく「○○大学」のように省略せずに書きます。県立・私立などの設置者名も省略しないでください。

NGとOKの書き方

NG: 都立○○高校 普通科 卒業
OK: 東京都立○○高等学校 普通科 卒業

日付を間違えて提出してしまったら

もし卒業年月日を卒業式の日付で提出してしまった場合、気づいた時点で企業に連絡しましょう。「確認したところ正しい卒業年月日は3月31日でした。お詫びして訂正いたします」と伝えれば、大きな問題にはなりにくいです。

ただし、入社後に学歴詐称が判明した場合は内定取り消しや解雇の理由になり得ます。日付の記載ミスだけでそこまでの事態になることは稀ですが、正確さを心がけるに越したことはありません。

提出前のチェックリスト

以下の項目をすべて満たしているか、提出前に確認してみてください。

・卒業年月日は3月31日(または9月卒業なら9月30日)になっているか
・入学年月日は4月1日になっているか
・西暦と和暦が履歴書全体で統一されているか
・和暦をアルファベットで省略していないか
・学校名が正式名称になっているか
・職務経歴書や送付状と暦の表記が揃っているか

卒業年月日に関するよくある質問

卒業年月日について、多くの方が疑問に感じるポイントをQ&A形式でまとめました。

Q. 卒業証書に書かれている日付と3月31日が違うのですが?

卒業証書に記載される日付は、卒業証書授与式(卒業式)の日付であることが多いでしょう。一方、学歴としての卒業年月日は学年の最終日である3月31日です。履歴書には3月31日と書くのが正解です。

Q. 卒業年月日がわからない場合はどうすればいい?

卒業した学校に問い合わせれば、卒業証明書を発行してもらえます。証明書には正確な卒業日が記載されています。もし生年月日から計算したい場合は、上の早見表を活用してください。卒業年月日の自動計算ツールを利用するのも手です。

Q. Web履歴書で「日」の入力欄がないのですが?

「年」「月」のみの入力欄であれば、卒業月を「3月」と入力するだけで問題ありません。「日」の欄がない場合に3月31日をわざわざ補記する必要はないです。

Q. 短大や専門学校の卒業年月日も3月31日ですか?

短期大学・専門学校も日本の学校教育法に基づく教育機関のため、卒業年月日は3月31日です。2年制の短大なら入学から2年後の3月31日、3年制の専門学校なら3年後の3月31日が卒業日になります。

Q. 通信制高校の卒業年月日は3月31日ですか?

通信制高校も学校教育法上の高等学校であるため、卒業年月日は原則として3月31日です。ただし、単位制の通信制高校で9月に卒業要件を満たした場合は9月30日となるケースもあります。卒業証明書で確認するのが確実です。

まとめ

履歴書に書く卒業年月日について、ポイントを振り返りましょう。

この記事のまとめ

・卒業年月日は卒業式の日ではなく、学年の最終日である3月31日
・根拠は学校教育法施行規則(学年は4月1日〜3月31日)
・入学年月日は4月1日
・「年月」のみの欄なら「3月」と書くだけでOK
・西暦と和暦は履歴書全体で統一する
・9月卒業は9月30日、海外大学は実際の卒業月を記載
・不明な場合は学校に卒業証明書を請求して確認する

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この記事を書いた人

履歴書プロ編集部は、履歴書や職務経歴書の書き方、転職活動のノウハウを分かりやすく解説する編集部です。求職者が自信を持って応募書類を作成できるよう、実践的な例文やポイントを紹介しています。

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